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釜石市、箱崎半島の最深部。国立公園とその入口になる漁村集落「箱崎白浜地区」は、高齢化の進む小さな集落です。養殖業が盛んで民宿も連ねて営業していましたが、2011年東日本大震災の大津波で被災し、大きな被害を受けました。
過疎高齢化が進む限界集落にさらに追い打ちがかかる中、廃園した元保育所の園舎をリノベーションし、地域みんなで見守る地域型民泊「御箱崎の宿」をスタート。津波で民宿を流された女将を中心に、町内住民が協力して収穫する新鮮な海の幸と地元の郷土料理で地産地消をかなえ、サステナブルかつ高質なおもてなしと、あたたかな交流を実現しています。
また、宿での交流だけでなく、自然や文化の「活用と保全」を両立させる観光体験コンテンツも同時にお楽しみいただき、参加することで環境の保全はもちろん、漁村文化にふれ、さらに地域貢献を実現する1泊2日の内容です。
【プログラムポイント】
『1日目 午後 ~漁民が代々守る聖地を保全しながら歩く「千畳敷」トレッキング~』
漁村住民が守り続ける聖地「千畳敷」について、住民より説明を受け、森林インストラクターであり林業従事者であるガイドが、希少植物や生態系、ジオ的見所をご案内。人が入ることで山と環境が管理され守られる“管理活用”の実践を体感しながら楽しみます。
『1日目夜 ~旧保育所を活用した「御箱崎の宿」 宿泊 ~』
一棟貸し・人数制限・環境配慮された小さな漁村の宿にチェックイン。
女将さんによる地産地消にこだわった新鮮な海の幸と手づくりの郷土料理のご夕食をお楽しみいただきます。地域のお話と大震災からの歩みや歴史などを聞きながら、交流を深めます。
『2日目午前 ~漁師さんと漁船に乗り養殖見学・守りつなぐ断崖の神社を参拝~』
三陸リアスの特徴である小型漁船を活用し、伝統的な養殖業の現場を目の前で見学。
普段は見えない海の幸の文化にふれ、さらに断崖にある神社と口承される物語を聞きます。
住所 |
〒026-0303 釜石市箱崎町第3地割6番地1 箱崎白浜漁村宿泊施設「御箱崎の宿」 |
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営業時間 |
平日9:00~17:00 土日9:00~17:00 |
休業日 | 不定休・年末年始 |
交通アクセス |
【バス】鵜住居駅から「にこにこバス」で25分、「旧保育園上」下車。徒歩5分。休日はタクシーのみ利用可 【自動車】三陸自動車道「釜石北IC」から約20分 【その他】公共交通機関が通っていません。車を利用されない場合は、受付時にご相談ください。 |
URL | https://ohakozakinoyado.jp/ |
企画・実施 |
株式会社かまいしDMC 〒026-0012 岩手県釜石市魚河岸 3-3 岩手県知事登録旅行業第 2-236 号 総合旅行業務取扱管理者:河東 英宜 |